(追記15)
全体の感想。
清朝2代皇帝ホンタイジとその弟ドルゴンを題材にしたドラマは過去に
・「宮廷の泪・山河の恋」
など観てきました。
本作はブムブタイの侍女がドルゴンの思い人になるという架空の設定で構成されています。
そのため本来主役であることの多かったブムブタイ(他のドラマではユアルと呼ばれてる)が空気みたいな存在になり、架空設定と史実のすり合わせがかなり強引でした。
でも史実に忠実だった「皇后の記」よりはエンタメとしては面白かったんですよね。あちらがつまらな過ぎたというのもありますが、こちらは常にアクシデントが起こってましたので。
でもせっかくのフー・ダーロン(富大龍)が活かされる程の面白さではなかったです。
とにかくスマラが人が良すぎて、それ故にかえって事態が悪くなるというパターンの連続で、スマラとドルゴンが付いたり離れたりを何度も繰り返し見させられるだけというあまり中身のない話でした。
(追記14)
第40話最終回まで見ました。
ジェルジェルの姪がハルジョルとブムブタイの姉妹。
ジェルジェルはホンタイジの死後まで生き残る訳なので裏切ったエピソードから史実に合わせる無理のある強引な進行。
中国の場合、共産党政府による審査があるので史実と違える訳にはいきません。辻褄合わせ感が凄くてあ然とする展開です。
この人も夫に姪を2人も差し出してさぞや心労の多い人生だったかと思うと同情します。
ジェルジェルへの永遠の愛を誓った舌の根も乾かぬうちにハルジョルとイチャイチャ…
他のホンタイジ・ドルゴンを扱ったドラマでは大抵主役で美人が配されるはずのブムブタイですが本作ではアジアン隅田似をあてがって今更強引に史実に合わせようとしても違和感しか感じません。
どう決着をつけるのかと思いましたが結局スマラは生き返りハッピーエンド。史実との齟齬が起きないようにこの題材のドラマとしては珍しくホンタイジが生存中に終幕。
(追記13)
第39話まで見ました。
侍女は聞いていた…
急遽「ホンタイジはそれ程悪い奴ではなかった」設定に。
喧嘩は止めて、私の為に争わないで…と自刃するバカ女。こいつは終始イライラさせる主人公でした。
あっという間に和解。
ところでこの王女ジェルジェル役の女優さん本当は美人だと思うのですが本作では一貫してあくどそうな表情ばかりなので他の作品でも見てみたいですね。
(追記12)
第38話まで見ました。
スマラとドルゴンはもう10回以上付いたり離れたりを繰り返してますね…いい加減見てる方もウンザリ。
父・ヌルハチの遺詔を見たのと、スマラをホンタイジに取られそうになって、やっとブチ切れ状態になったドルゴン。これまで空気状態だったブムブタイもやっと本筋に絡んできます・・というか本来この人がメインのはずですもんね。
スマラを主人公にするというトンデモ設定のおかげで史実との辻褄合わせが大変です。ここまで放置してきたブムブタイを急に表舞台に引き上げて違和感半端ない進行です。
史実から逸脱しそうでドキドキしますが、一応ここまではギリギリのラインで守ってるのでなんとか無事エンディングまで堪らえて欲しいものです…
…とヒヤヒヤしながら見てたらちゃんと軌道修正して史実に合わせてきました。しかもちゃんとホンタイジは冷静沈着な男として描きフォローしています。
これならなんとか無事着地できそうな感じ・・
(追記11)
第34話まで見ました。
毒を飲まされ余命僅かのスマラの為に自らの目玉を献じようとするタタールの大ハン・イスとドルゴン。
結局毒消しに目玉は必要というのは嘘で無事に毒消しを得てスマラは助かり、タタールと後金間で和解が成立。
なんか一貫して茶番を見せ続けられて見始めたのを後悔してますが、残り6話なので辛抱します。
(追記10)
第30話まで見ました。
後宮物によくあるネタをひたすら並べてます。
やはり侍女のスマラを主人公にするのは非常に無理がありブムブタイがほぼ空気状態。
麝香のせいで流産したハルジョルはキャラ変して冤罪のスマラを早く処刑しろと急き立てます。もう全然性格違うじゃん。
無事身の潔白を晴らしたスマラでしたがドルゴンを後継者に指名したヌルハチの遺詔を燃やしてしまいます。
あいかわらずハチャメチャなストーリーですが残り10話ですし最後まで見届けます。これが60話とかだったらとっくの昔に切ってましたけど。
(追記9)
第24話まで見ました。
無言狼という謎の覆面男がスマラに託したのがヌルハチが後継者にドルゴンを指名した遺詔。
ところがまたこのバカ女が勝手にこれをドルゴンに渡さない事にします。
こういう脚色がやりたい放題だとちょっとウンザリですね。
もっとも大筋は逸脱はしていないのですが、メインのスマラパートのみが架空の話でそれ以外は史実という変則的な構成なので色々と無理が生じてます。
面白みがなくても愚直に史実に忠実だった「皇后の記」の方がマシですね。
スマラ一行と一緒に清の後宮に来たハルジョル。
なんかやっと本筋に戻った気がします。
海蘭珠(ハイランチュウ)はホンタイジに一番愛された女性なので本作でも一番の美人がキャスティングされています。
残り話数的に海蘭珠とホンタイジが死ぬところ位で終わるんですかね?
ブムブタイが要らない子扱いになってしまうかスマラが捨てられるか・・
どのように落とし前をつけるのかだけが唯一の楽しみです。
(追記8)
第22話まで見ました。
「スマラの目が見えなくなるくだり要るか?」
と思いながら見てましたが・・案の定、鬼医の力ですぐに回復。
目が見えないといけない必然性もないし、この鬼医の存在が重要になる訳でもなく・・
なにはともあれチャハルは後金に無事帰順。
「皇后の記」と比べるとどうでもいいヨタ話でとんでもなくスローペース。もう半分消化でこれどこまで描けるのか?と考えた時に・・
「あ、これドルゴンとブムブタイを結ばせる必要ないからホンタイジの死までやらないのか」と思ったり。
やっぱりIFモノは駄目ですね。
せっかくベテラン俳優陣揃えたのに脚本がこんなんじゃねえ。
(追記7)
第14話まで見ました。
ホンタイジの息子、ホーゲ登場。
こいつは徹頭徹尾ドルゴンに敵意剥き出しの男です。
スマラ関連は創作をやりたい放題なんですが、それ以外の大筋は史実に沿っているので「皇后の記」を踏襲した進行です。
スマラと結婚したいドルゴンでしたがホンタイジにより政略結婚を強いられます。
やっぱりスマラをフィーチャーするというコンセプトが失敗だったんじゃないかと節々で感じますね。
(追記6)
第13話まで見ました。
ハチャメチャなんで倍速で見てますが・・
ついにスマラ軍師に。
この脚本家やりたい放題ですな。
(追記5)
第10話まで見ました。
ブムブタイがスマラを身代わりとして嫁がせるのでは?と心配しましたが、ここはちゃんとブムブタイが輿入れ。
しかしホンタイジや王妃ジェルジェルに反抗的でその都度侍女のスマラが罰を受けます。
一方、平行して描かれるモンゴルのチャハルではハルジョルが義理の娘から嫌がらせを受け続けます。
本作ではハルジョル表記ですが「宮廷の泪・山河の恋」で言えば海蘭珠=ハイランチュウですね。本作で一番美人だと思います。
それにしてもこのドラマはフー・ダーロン(富大龍)の無駄遣いですね。