今、自分が最も興味ある事に関して詳細に書かれていた。
現在のアメリカのITのビッグ4(or 5)は全てプラットフォームを提供している企業である。
・Alphabet(Googleの持株会社)
・Amazon
・Apple
・Facebook
・Microsoft
そして成長している企業はマッチングの場を提供しているビジネスモデルが目立つ。
UberやAirbnbなど。
だからスタートアップ企業は皆プラットフォームを目指す。
ところがここに最大の問題点がある。そう卵と鶏の問題・・
あなたが仮にLINEと似たようなサービスを構築できたとしよう。
実は技術的には別に難しくはない。
ところが、そのサービスを使っている人が誰もいない状態では誰もアプリをインストールしてはくれない。
これはどのようなサービスにでも当てはまる。
メルカリみたいに売買プラットフォームでは売る人がいなければ買い手も現れず、逆もしかり。
クリティカルマスと呼ばれる一定数までなんとしてでも増やさなければサービスに待っているのは死である。
本書ではこの問題に関してはYouTubeを具体例として取り上げている。
ビデオを投稿する人がいなくては誰も見に来ない。誰も見に来ないサイトには誰もビデオは投稿しない。
実際Googleビデオは失敗している。故に大金を払ってYouTubeを買収したのだ。
同じようにAmazonのマーケットプレイスについても詳細に解説されている。
あなたがプラットフォームを立ち上げたいと思っているのなら絶対に読むべき本だ。