なんとなく姿勢が精神状態に影響するんじゃないかとは思ってはいたがそれをちゃんと実験で科学的に立証した真ん中辺りの章が非常に読み応えがあった。
要は「偉そうな態度を取れば自信がみなぎってきてテストステロンが増加してコルチゾールが減少した」と。
テストステロンは闘争本能を高める男性ホルモンであり、コルチゾールはストレスにリンクしていて増えすぎると免疫力が低下する。
世の中の社長は低い立場の被雇用者よりストレスを感じにくいという結果を裏付ける内容です。
縮こまった姿勢は精神的にも肉体的にも良くないということですね。
自信に満ちた態度は相手にも伝播し交渉事でも非常に好結果をもたらすみたいです。
控えめが美徳とされる日本人にはなかなか難しいかもですが経験上駆け引きって「上から」行った方が大抵良い結果が得られますしね。