たまたまなんか映画でも見るかなと思ったタイミングでこれをやっていて、調べたら自分が好きな「スイミング・プール」と同じフランソワ・オゾン監督の作品だったので見てみました。
一言で言うとティーンエージャーのゲイの話なんですけど、今の時世にピッタリな感じ。
16歳のアレックスがヨットに乗ってたのが転覆。たまたま近くにいた18歳のユダヤ青年ダヴィドに助けられて、そこから交流が始まる。
海沿いをバイクの二人乗りで失踪するシーンとか映像が美しい。
本作は二人の友情が愛に変わっていく過程を描きながら、その結末後のアレックスの状況を挟んでいきます。つまり過去と現在を交互に提示してる訳ですね。
この二人の前に現れた同年代の女性と男性が二人の関係に影響を与えていきます。
そして悲劇的な終幕が訪れます。
その後のアレックスの振る舞いがこれまたフランスらしくクレイジーなのですが、こういうぶっ飛んでるところがフランス映画の魅力ですね。