この41話は特に大太鼓が倒れてきたところを武媚娘をかばって自らが犠牲になった後の独白や武媚娘が自分を疑っていたと告白した後のリアクションなど本当に最高の表現力だったと感嘆しました。
(追記:2016/9/12)
第40話まで見ました。
次でやっと半分なんですね。
韋貴妃が死んで皇太子が後継競争から脱落・・
位しか進んでいない・・
蕭薔と徐慧の夢の顔芸対決。
それにしても中国の俳優のレベルは高いですね。
もう日本とか足元にも及びません。
ただこの作品、何度も書いてますが「宮廷の諍い女」を意識し過ぎてる気がします。
「宮廷の諍い女」は綺麗と思う人は二人しかいませんでしたが当「武則天」はビジュアル的には圧勝。
衣装・セット・音楽もこちらの方が上です。
でも脚本や演出、演技に関しては「宮廷の諍い女」には敵いません。
個々の俳優さんの演技力が負けてるのではなく演出のレベルの問題なのですが。
それにしても長いです。
端折れば10話で済むような内容です。
後半は怒涛のの展開になるんでしょうね。
(追記:2016/9/7)
第37話まで見ました。
蕭薔さん一世一代の大芝居を打ちます。
韋貴妃は今回初めて罠を仕掛けられる側になって狼狽していましたね。
ここまでの顔芸ランキング
1位:蕭薔 最初の頃の憎たらしい顔は誰でもできそうですが今回の錯乱の演技は良かったです。
2位:徐慧 武媚娘を心配する顔→「引っかかりやがったぜこの馬鹿女」のブラック徐慧さんへの変化がセクシー。
3位:韋貴妃 「則天武后」では武則天を演じていた女優さん。流石に安定した演技力です。
4位:魏王 小賢しい感じがよく出ています。
(追記:2016/9/5)
第35話まで見ました。
このドラマの見所は「顔芸」かもしれません。
魏王の顔芸教室は面白かったです。
徐慧さんの「心配だわ~」の顔から「しめしめ、引っかかりやがったこのアホ女」という顔へ変わるところが凄くセクシーです。
物語はやっと大きな動きがありました。
皇太子の謀反。
それにしても武媚娘はただのアホ女ですね。
ここからテンポアップして欲しいのですがどうやら李世民が死ぬのはかなり後みたいなのでまたどうでもいいエピソードで話数を稼いでいくのでしょうね。
(追記:2016/8/30)
第32話まで見ました。
なんというか良く言えば「丁寧に描いてる」悪く言えば「ダラダラ長い」。
中国歴史ドラマってやたら話数多くて最初のうちは話が進むスピードが凄く遅い。
その割には最後はバタバタと慌ただしくいくつものエピソードを詰め込む。
「三国志 Three Kingdoms」も「項羽と劉邦 King’s War」も「水滸伝」も「岳飛伝」もみんなそう。
土壇場でこんなに端折るなら最初のうちにもっと余計なパート削っておけと。
さて、顔芸担当が蕭薔さんから徐慧さんへ。
心配そうな顔から悪そうな顔へのグラデーションにゾクゾクします。
反対に人を疑う事を知らない武媚娘がとても愚かに見えます。
陥れ合いの最中でこんな純情さでよく生き残れたものだと思います。
進むテンポとか残りの話数と入れるべきエピソードの長さを考えるとちゃんと帳尻が合うのか・・
また最後だけ急に駆け足になりそうです。
(追記:2016/8/24)
第27話まで見ました。
26話で李世民の乳母だった彭婆が亡くなりました。
李世民を呪いながら死んだのですがこの辺りは玄武門の変で兄の李建成を殺したという史実を取り入れています。
さて顔芸と言えば蕭薔さんでしたがとうとう徐慧さんも武媚娘への嫉妬心が頂点に達してしまい鬼の形相に。
この辺りどうしても「宮廷の諍い女」のフォーマットを踏襲してるとしか思えないんですよね。
宮廷の諍い女-武則天
甄嬛-武媚娘
皇后-韋貴妃
華妃-蕭薔
安陵容-徐慧
女の友情も嫉妬で簡単に壊れるという事ですね。
この徐慧さんの役どころは非常に難しくて親友として武媚娘を心配する一方、武才人が称賛されたり寵愛されると微かな嫉妬心を表現しなければならず表情の作り方も繊細さを要求されます。単に顔を歪めればいい蕭薔さん役とは訳が違います。
後宮での韋貴妃VS楊淑妃。
そして皇太子以下、魏王、呉王という後継者の座を争う謀略。
とうとう徐慧さんは魏王に付いて、武媚娘は皇太子寄りになってきたので楊淑妃の心境も複雑。
この辺の離合集散がこれからしばらくの間の見所でしょう。
(追記:2016/8/18)
第24話まで見ました。
狩りのシーン途中まで。
武媚娘への対応がグラデーションのように分かれていて面白い。
それぞれの思惑が複雑に交錯しています。
韋貴妃と蕭薔のように一刻も早く武媚娘を殺したい派。
韋貴妃派ではあるが今すぐ殺すのは拙速だと思っている魏王。
恩を売って自分の派閥に取り込みたい楊淑妃と呉王。
皇太子妃は武媚娘に李承乾の事を相談したい。
その皇太子は魏徴から武才人を守るように諫言される。
李世民と李治は純粋に武媚娘を守ろうとする。
このように温度差がまちまちであり白黒と単純化されていないところが先が読みづらくいつも次回が待ち遠しい。
(追記:2016/8/10)
第18話まで見ました。
盛り上がってまいりました。
大朝会から謀反の下りは非常に面白かったです!
武如意役の范冰冰の演技もやっといいなあと思えてきました。
未だにファン・ビンビンの右の眉を吊り上げるのがあまり良いとは思えないのですけどね。
そう言えば蕭薔の意地の悪い顔芸も顔が歪まないか心配になります。
(追記:2016/8/6)
第15話まで見ました。
後宮を意のままに操る韋貴妃とそれに甘んじていた楊淑妃と殷徳妃の攻防が非常に面白くなってきました。
この作品は衣装が本当に素晴らしいですね。
衣装の製作費だけでもとんでもない金額が掛かってそうです。
あと音楽もなかなか良いです。
「宮廷の諍い女」はBGMが安っぽくて残念だったのですがこちらはなかなか凝っています。
それにしてもやはりテンポがゆったりですね。
全82話頑張って完走したいです。
(追記:2016/7/26)
第7話まで見ました。
なんか至る所のモチーフやプロットが「宮廷の諍い女」そっくりです。
・毒と普通の酒を切り替えて注げる酒器で主人公が死ぬはずのところが別の人間が死ぬ。
→「宮廷の諍い女」では主人公の甄嬛自ら毒を飲むつもりが気づいた果群王が代わりに飲む。
→「武則天」では鄭婉言が主人公の武如意を毒殺しようとするが何者かが細工して鄭婉言が死ぬ。
・主人公の天敵は子供が産めない身体になっている。
→「宮廷の諍い女」では主人公の敵、華妃は麝香で妊娠できない身体にされていた。
→「武則天」では主人公の敵、韋貴妃が麝香で妊娠できない身体になっていた。
・皇帝は権勢を誇る配下の身内である妃を排する事ができない。
→「宮廷の諍い女」の華妃。
→「武則天」の韋貴妃。
・皇帝が元「曹操」
→「宮廷の諍い女」で雍正帝を演じる陳建斌は「三国志 Three Kingdoms」で曹操を演じていた。
→「武則天」で李世民を演じる張豊毅は映画「レッドクリフ」で曹操役を演じた。
当然ベースになる史実が全く違うので途中からは違っていくでしょうがここまでは「宮廷の諍い女」のコピーを見せられてる感じです。