日本でも孫正義さんは高校中退してアメリカに渡ってSATを受けて現地の大学に入学しています。
堀江貴文さんは東大中退です。
雇ってもらわなくても自分で起業するのなら学歴なんか不要です。
かつてビル・ゲイツは孫正義に自著をプレゼントした際、こんなメッセージを自筆で書いてくれたそうです。
to Masa
You are as great a risk taker as I am.
(マサへ。君は私と同じ位の大勝負師だな)
後に秦の恵文王に仕える事になった張儀は若い頃、窃盗の疑いで袋叩きにあった。
傷だらけの張儀は妻に対し「舌はまだついているか?」と尋ねて無事だとわかると
「舌さえあれば十分だ」と言った。
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19世紀のアメリカを代表する政治家であるダニエル・ウェブスターは
「もし、持ってる資産や能力の全てを奪われるとして何か一つだけ残せるとしたら、迷わず『話す能力』を選ぶ。それだけあれば充分だ」
話す事で人々を説得さえできれば何だって可能になる。スピーチ能力こそ人間の最大の武器です。
著名な画商のデュヴィーンは新たな顧客のターゲットとして鉄道王の若き妻に狙いを定めた。
当初は彼女の買い物に付き合ったりしたが決して絵を売ろうとはしなかった。
色々な画家の話をしたり、本物の芸術についてゆっくりと教育していった。
そしてついに時は来た。
大資産家の夫が亡くなった後、彼女は全財産を引き継いだ。
彼は今や大富豪の未亡人に当時の市場最高額で「青い少年」を売りつけた。
慌ててすぐに売ろうとするとうまく行かない。じっくり教育して商品の価値を理解させることがセールスの極意である。
モンゴルにレスリングの達人がいた。
年老いて指導者になったが一人だけ見込みのある若く優れた弟子がいた。
100の技のうち99まで教え込んだが最後の一つは何故か教えることはなかった。
弟子は国内の全ての大会で優勝した。
彼は
「もうこの国で私に勝てる者は誰一人いない。
今なら師匠にすら勝てるだろう。
勿論、御恩があるし、もうお年なので戦う事はしないが」
と言った。
この発言を聞いた国王がその不遜ぶりに怒って師弟対決を命じた。
試合ではお互い技の応酬で互角に闘っていたが、ついにまだ見た事のない100番目の技で若者を投げ飛ばして師匠が勝った。
年老いた指導者は試合直後にこう言った。
「こんな事もあるかと1つだけ技を隠しておいた」
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最善の友、最悪の敵となること多し。(イギリスの諺)
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シャガールは幼少の頃、母親に対して「美術学校に行きたい」と希望を伝えた。
すると
「ママもあなたには絵の才能があると思うわ。でも事務員になる方が絶対に良いと思うの」
と言った。
最も近い者が最大の敵になります。「友は急所を知っている」のです。身近な者こそ警戒しなければなりません。
君主にとって、術策など弄せず公明正大に生きることがどれほど賞賛に値するかは、誰もが分かっていることである。
しかし、われわれの経験は、信義を守ることなど気にしなかった君主のほうが、偉大な事業を成し遂げていることを教えてくれる。
それどころか、人々の頭脳をあやつることを熟知している君主のほうが、人間を信じた君主よりも、結果から見ればより大きな事業を成功させている。
-ニッコロ・マキャヴェリ-
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「兵は詭道なり」
-孫武-
人間は、内容よりも外見で判断しがちなものである。
誰でも眼は持っているが、洞察の才を持っている者は稀である。
-ニッコロ・マキャヴェリ-
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越の西施の美しさは口の悪い者も貶せず
斉の無塩の醜さは口の上手い者も褒められず
人間は外部からの情報の9割を視覚から得ています。
SNS全盛時代の現代社会においてはビジュアルコントロールをできる者が多くの利益を得られるでしょう。
モーセの師キードルが警告をもって現れた。
特に貯められてない限り世界中のすべての水が消えてなくなるだろう。
違う水が流れてくるが飲んだ人間は狂うだろうと。
一人の男が水を安全な場所に貯蔵した。
そして川や滝、井戸の水が干上がり別の水が流れ出した。
村人全員が狂ってしまったが、男一人が違うことを話すので村人は男の方が狂ってると見做すようになった。
男はずっと保管していた水を飲んでいたが孤独に耐えきれず、とうとう村人と同じ水を飲んだ。
男は狂ったが村人たちは彼を奇跡的に正常に戻った狂人と喜んで迎え入れた。
最新の調査によりますと、世界の総人口の84%、58億人が宗教を信仰しているそうです。
科学を理解していれば、神、宗教、霊、あの世、天国、生まれ変わり、輪廻転生・・全てバカバカしいフィクションだと解ります。
それでもほとんどの人は無いものを信じてしまうのです。
そんな中で正論を吐き続けると迫害されてしまいます。
だから敢えてバカの振りをして日常生活を送るのが真の賢者と言えるのです。
ここまで挙げてきたエピソードの多くは下記書籍から引用させて頂きました。