(追記9)
第35話最終回まで見ました。
あの飛び降りシーンもっとちゃんとできなかったのか・・
ま、それはさておき全体的には素晴らしい作品でした・・と自分は思ったのですがレビュー見てると割と批判的な意見が多くてちょっとビックリしました。確かに秦湘がこだわってきた復讐とやらが結局よくわからず仕舞いでしたし、ツッコミどころはいっぱいあります。
主題は「無償の愛」だと思うんですよね。その視点から行くと九爺の行為は感動を誘うものだと思えるのですが・・
全体を通して一本調子にならずバラエティに富んだ展開で退屈になるところはなかったし、35話という話数もちょど良い。昨今の50話以上の話数の割に同じパターンの繰り返しという中華ドラマが多い中では非常にコンパクトにまとまって優秀。
あとはやはり演技レベルが非常に高い。脇役・端役レベルまで下手な人は一人もいません。
勿論一番凄いのは主役のリウ・シーシー(劉詩詩)。この人は飛び抜けて美人という訳ではないですが、本当に表情が豊かで魅力的ですね。感情表現もダイナミックレンジが広いです。
次は何度も書いてますが秦湘役の女優さん。精気を失った顔というんでしょうか、そういうのも巧いし微妙な表情のコントロールが卓越していました。
それと石謹言役の俳優さん。ベテランバイプレイヤーの実力を十二分に発揮といったところでしょうか。
確かに結末は色んな意見が出そうな感じではありましたが、自分的には心に染みる名作と感じられました。
(追記8)
第31話まで見ました。
シン月は秦湘から散々酷い目に遭わされてきたのにどうして秘密を守り続けるのでしょうか?ハン・ドン演じる李佶は割と冷静に秦湘が復讐の為動いてると見抜いて諦めるように諭すところまでは良かったのですが、結局は情愛に負けてしまったようです。
それにしても秦湘は非常に難しい役どころですが演じてる女優さんは本当に上手ですね。
こういう露骨ではない内に秘めた悪意を表情として表現するのは非常に高度な技術だと思うのですが。まあこのドラマは他のキャストも含めて皆演技レベルが高いです。他に優秀だと思うのは九爺の側近である石謹言役の人とかですかね。
今の所全体的に非常にいい作品だと思います。
(追記7)
第29話まで見ました。
皇后と万家、敵対する秦湘、そして万家にこれ以上力を持たせたくない陛下の権力闘争が複雑で興味深い。
復讐に生きる秦湘が哀れです。シン月は相変わらず本当に砂漠育ちかと疑う程、頭が良すぎる。
3人の恋模様と宮廷の権力闘争が絡み合って盛り上がってきた終盤です。
(追記6)
第25話まで見ました。あーシン月可哀想です。同情できる面があるとは言え、今日の状況の責任は、やはり九爺にあると言わざるを得ないです。
メインの3人の演技は良いですね、脚本の良さと相まって素晴らしい作品に仕上がってると思います。特にリウ・シーシーは最高です。
(追記5)
第22話まで見ました。シン月を巡る二人の男という主題でしばらく続いてきましたが、ここに来て史実をなぞる展開に変わってきました。この辺りの構成はシリーズ次作の「雲中歌」と同じですね。しかもベースになってる時代背景も共通。
ところで秦湘役の女優さん、美人なだけじゃなくて演技も巧いですね。陳法拉という人らしいですがベテランみたいです。
それにしてもまたハン・ドン。ドゥ・チュンとハン・ドンは使い勝手が良いんでしょうね。二番手役で多用されているのでなんか中国ドラマ2本見ればどちらかには出てるみたいな感じです。
・・・と思ったら九爺さん、今更告白。これまでシン月を拒絶していた理由が切ない・・・
(追記4)
第20話まで見ました。
このドラマ、派手さはないのですが、シン月の心の揺れ動く様を丁寧に繊細に描いているいい作品ですね。
シン月みたいな頭が良くて機転が利き、人の心を読めて、なおかつ運動神経バツグンの女性がパートナーなら言うことなしだと思います。
ところで衛無忌が歴史上の人物の中で一番理想とするのは范蠡だとシン月に語るシーンがありました。
実は私も中国の歴史上、一番好きで尊敬できる人物が范蠡だと考えていたので嬉しかったです。
ちなみに范蠡が登場するドラマはこちら。
こちらもお勧めの名作です。
(追記3)
第17話まで見ました。
九爺がわざとシン月を突き放したところまでは彼に同情していたのですが、その後また考え直して彼女を引き戻そうとする姿はちょっとみっともない気がします。
それに対して衛無忌は一貫して男らしい態度を貫き、シン月の心が九爺に向いてる時も暖かく見守ってましたからどちらが男として素晴らしいかと言えば言わずもがなでしょう。
(追記2)
第15話まで見ました。
九爺はシン月を思うが故に身を引きますが、その気持ちはよくわかるので切ないです。
愛は単純ではない事を描くこの作品はなかなか心に染み入る名作のような気がします。
(追記1)
第3話まで見ました。
非常に面白いです。
最近はドロドロいじめ系ばかりだったのでこういうのは新鮮に感じます。
主人公のシン月はこの前まで狼と草原で暮らしてきた癖にやたら人心掌握術に長けています。
落玉坊の女将となって立て直しに尽力するのですが、人を見る目も野生の勘で優れてるし商才もあるというちょっと出来過ぎな感じです。
リウ・シーシーが段々可愛く見えてきました。
***
「風中の縁」の続編が「雲中歌」だそうなので見る順番が逆ですが別に独立した話なので問題ないですね。
「物語の始まりが砂漠」
「一人の女性を二人の男性が奪い合う」
というコンセプトは共通みたいです。
あと本作の主役の男性の一人が「琅琊榜 ~麒麟の才子、風雲起こす~」の主役もやったフー・ゴーですが彼と「雲中歌」のルー・イーって同じ系統の顔ですね。知的優男系というか。
一方女性の主役であるリウ・シーシーは髪型のせいもありますが天真爛漫な感じが「傾城の雪」のドン・ジエに似てます。他の作品やプライベートの写真見たら似てませんが。
砂漠で暮らしていた莘月と別々に出会った二人の男。
その後、莘月は南朝の都・建安に出てくる。
お金がなくなった莘月は拉致されて歌舞坊で働かされる事になったが、なんとそこは砂漠で出会った九爺(フー・ゴー)の配下の店だった事で無事に再開。
一方、もう一人の男衛無忌も莘月を探すがこちらは足取りが掴めず・・
確かに「雲中歌」と同じパターンぽいですね。
でも個人的にこっちは美人がいないですね。「雲中歌」は個人的には非常に面白かったドラマですが、こちらはどうでしょうか・・・
ところでこの作品ハン・ドン出てくるそうですが、ハン・ドンとドゥ・チュンって中国ドラマにおけるポジションが非常に似てるような気がします。No.2の役どころが多いところとか。