赤の女王 性とヒトの進化-読書感想

(追記:2017/06/12)やっと読了した。
要は性淘汰の本なのだが色んな動物のオスとメスとの戦略が取り上げられて最後は人間の脳が巨大化したのは人間同士の戦い、詰まる所性淘汰が原因であるという結論となっていたが著者自ら科学的真実はいつ変わるかわからないと認めている。

異性間での戦略の違いは現代の人類の様々な行いとか社会的事象を今でも説明するのに一番適している。
何故不倫をするのか?何故結婚相手を選ぶのに極端に慎重になるのか?等。

600ページ近い分量で翻訳本特有の読みづらさで時間が掛かったが読み応えはあった。
ただ自分の場合は進化論の本は沢山読んでいたので既に知ってる事ばかりだったので新鮮味には欠けたかな。

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もうこの本を文庫化しただけでも早川書房は称賛に価する。
リチャード・ドーキンスと並んで進化や遺伝子の興味深い本を数多く出しているマット・リドレー。
その中でも本書は非常に読み応えがあり知的好奇心を満足させてくれる一冊。

オスとメスの間で繰り広げられる軍拡競争として様々な生物の異性間での戦略が楽しめる。

遺伝子について少しお話ししました。

同じ著者による下記の本もお勧めである。