この世界では戦いがなくなることはありません。
それでもやはり人の恨みは買わないに越したことはない。
戦乱の世が舞台の三国志ですらなるべく恨みを買わないようにしている描写が多く見られます。
赤壁の戦いの後、逃走する曹操を孫権も劉備も自軍が殺すのを躊躇いました。
相手の主君を殺せば、仇となり復讐の標的にされるからです。
殺し合いの最中であっても恨まれる事を恐れたのです。
人と人との関わりの中では余計な一言や行動によって相手に恨まれる事があります。
そうなると復讐される恐れがあります。
出来る事ならなるべく他人の恨みは買わないように気をつけなければなりません。
呉は劉備の恨みを買い、攻撃されます。
恨んだ方も恨まれた方も共に被害を受けるのです。
SNS全盛の現代においては軽はずみな言動で簡単に他人の怒りを買います。
そしてネットの世界ではたった一言の言葉が多くの人を激怒させて大きなしっぺ返しを受ける事になります。
平穏無事な生活を送りたいのであれば他人を怒らせない、恨みを買わないように気を付けましょう。