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GUやY!mobileに学ぶセカンドラインの効用

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私は今Y!mobileのケータイを使っています。
月々1490円でNexus5を使っています。

ワイ、Y!mobile(ワイモバイル)でNexus5を月額1490円で運用してるで
10年以上使ってるのにiPhone1台もくれないauを脱庭してY!mobile(ワイモバイル)に行きました。 最初はMVNOも考えましたが...

常に最新のAndoroidが使えて気に入っています。
パケット上限が1GBですが家では無線LANがあるのでWiFiで使えば減らないので全然使えます。

このワイモバイルはソフトバンクグループです。
SoftBankでも携帯電話事業をやってるのにどうして競合するような会社を作るのでしょうか?

ここ数年量販店などでMVNOと呼ばれる格安SIMや格安ケータイが登場してきました。
こういう所にシェアを取られてしまう位なら例え自社のシェアを食い合ったとしても他社に盗られるよりマシという判断で別ブランドでやってる訳です。

世の中には「価格だけで決める」という層が一定数存在しまう。
携帯電話事業は基地局などある程度作ってしまえば後は固定費はさほど変わらず売れば売るだけ利益が増えます。

だから価格でしか動かない消費者も取り込むのにさほど追加コストは掛からない。
勿論利益率はソフトバンク本体よりは少ないですが数が見込めるのでおいしいターゲットなのです。

UNIQLOのサブブランド「GU」も同じ発想で設けられています。
大抵のGUはユニクロの旗艦店に入っています。
ユニクロでさえ高いと思うユーザー向けに他に取られてしまう位なら利幅が少なくても構わないというコンセプトの店です。

既に製造ラインがあって流通があって売り場もある。
追加コストなしでユーザー層を最下層まで広げられるので合理的な選択であるのです。

この「セカンドライン」という発想は元々はファッション・アパレル業界から生まれたものです。
ジョルジオ・アルマーニのスーツは40万もするから富裕層しか買えない。
だからエンポリオ・アルマーニという20万位で買える「ディフュージョンライン」というのを作った。
でも20万でもまだ高い。だから価格を下の方向にどんどん掘り下げて「ARMANI JEANS」とか「Armani Exchange」とか増やしていった。

この手法をファッションブランドはほとんどのところが採用していったんですよね。

基本的にはブランドの力の及ぶ範囲を本来のターゲット以外の層にも広げるのが狙いです。
元々のブランド価値を毀損するのではないか?という点が気になりますが一応は兄弟ブランドとして消費者にもちゃんと区別できるように工夫されているのでデメリットは最小限に抑えられています。

これがアパレル業界以外でも普通に使われるようになりました。

日清の「どん兵衛」という即席カップ麺の商品がありますがディスカウントストアなどに行くと「日清御膳」というそっくりな商品が売られています。

どん兵衛の天ぷらは個別包装で日清御膳のはむき出しであるという点を除いては味もほぼ同じと言っていいでしょう。でも売価は20円以上の差があります。

これなんかもどうせ工場のラインをフル稼働させると商品が余り気味になって問屋から特売品として流される位なら最初から安く売れるバージョンを作っておこうという発想です。

つまり低価格版を作るのに大きな追加コストが掛からないのであれば間口を広げるのは売上を上げるのに有効な戦略となります。

自社の商品・サービスより安い競合品がヒットしている状況であればぜひその市場を取り返すのにこの手法を用いましょう。

元々の商品とのブランド差異を明確に打ち出すことさえできていれば共食いの心配はあまりしなくても良いでしょう。そもそも競合他社に取られていた市場なので失うものは何もないはずですから。

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