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史記「人間関係力」の教科書 臨機応変のリーダーシップ論

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中国の歴史関連の本は守屋洋氏のものを一番多く読んでるかもしれない。
分厚くて高い本が多い中、これは珍しく手軽に読める本。

中国の史書では圧倒的に史記が重要だと思うけどその史記に出てくる重要人物のエピソードから現代に生きる我々が学べる知恵と言えるものがここには沢山あります。

ちなみに私が中国の歴史上の好きな人物「1位晏嬰」「2位范蠡」「4位孟嘗君」が登場します。
他にも桓公と管仲のコンビや伍子胥、張良に蕭何・・もう重要かつ有名な人物が目白押しです。

実はちゃんとした記事として書こうと思ってたのですが孟嘗君にしても管仲にしても本人より周りの方が凄いんですよね。
孟嘗君の鶏鳴狗盗なんか食客が有能だっただけの話ですし、管仲なんか自分を殺そうとした奴なのに宰相に起用した桓公が度量が広かった訳ですし、もっと言えば推挙した鮑叔の方が偉い。

でも結局才能を見抜いて使いこなすのもこれまた一つの才覚な訳ですよね。
自分が万能でなくても、もっと言えばたとえ凡庸でも有能な人物を部下に持てば大きな事を成し遂げられる。

この本の最後に出てくる晏嬰は本当に私が尊敬する人で能力だけではなく人格も素晴らしい。
仕えた景公は凡庸な君主でしたが晏嬰に注意されてばかりで、でもちゃんとその苦言を聞き入れるところが偉かった。
晏嬰が危篤と聞いて駆けつける際、馬車があまりにも遅いので自分で御して最後は馬を降りて走って死体にすがりついて号泣する話は感動物です。

ちなみに晏嬰が2つの桃で3人の将を殺した「二桃 三士を殺す」は諸葛亮がよく口ずさんでいたとされる「梁父吟」の中にその一節がある。

諸葛亮が尊敬していたのは管仲・楽毅で共に春秋戦国時代の人であり、三国志を読んでると春秋戦国時代の逸話がよく出てくるので史記の内容を知っておけば三国志もより一層楽しめます。

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