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行動経済学の逆襲-読書感想

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私は経済学と生物学の本が好きだがこの手のジャンルの本は絶対に日本人のものは買わない。
中身が薄い上にどこかからの剽窃ばかりだからだ。

行動経済学の本は実例が数多く載っているものがほとんどでその多くは心当たりのある事柄なので馴染みやすくすぐに引き込まれる。

行動経済学については以前ビデオを撮ったので知らない人は参考にして欲しい。

さて先日「超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条」の読書感想の中でいかにゲーム理論が現実の世界では役に立たないかという実例を挙げた。

超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条(読書感想)
久しぶりに面白い本に出会った。 やはりアメリカ人の経済書は読み応えがある。 いかに未来を予見、予測するのが難しいか実例を沢山...

シカゴ大学教授による「行動経済学の逆襲」ではそのタイトル通り、人間が合理的に行動できない様を数多くの事例を挙げて解説している。

一例を挙げよう。

ある主婦がベッドのシーツのダブルサイズを買いに出かけた。
するとたまたまセールを開催中で
・キングサイズ300ドル
・クイーンサイズ250ドル
・ダブルサイズ200ドル
が一律150ドルで売られていた。
主婦はキングサイズを買って帰った。

シーツなどはサイズが大きすぎると格好悪いし邪魔なだけである。
にも拘らず「値引き率」に引きずられてデカいサイズを買ったのである。

私の個人的な体験の例を挙げよう。
ある精肉店で豚肉のパックが山積みになって値引きされて売られていた。
全て正価はバラバラであるが値段を赤いマジックでXが付けられて一律500円になっていた。
みんな同じ値段だからどれを買っても一緒だろうか?
勿論違う。
元の値段が750円のものや650円のものなどグラム数がマチマチであるから当然元の値段が高いものを選ぶのが正解だ。

私の行動は合理的かつ正しい。
だがその思考方法自体は無駄に大きいシーツを買った主婦と同じである。
ただシーツの余ってる部分はその主婦に何もメリットをもたらさないばかりかデメリットしかない。
にも拘らずこのような行動をとってしまうという人間心理を研究しているのが行動経済学である。
この心理を逆手に取ればビジネスや駆け引きで有利に立ち回る事ができる。

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